もう一つの『ハチドリのひとしずく』(8)by Y.A
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ。」
そう言って、クリキンディは一滴、一滴と水のしずくを運んでいきます。
その後もずっーと、頑張ってしずくを運んでいきます。
その頑張りに答えるかのように、雨が降ってきました。
やがて、火は消えました。
ほかの動物たちはクリキンディに向かって、
「君のやったことは何の意味もなかったんだよ。」と笑いました。
でも、森の火を消した雨の一滴、一滴は、
クリキンディの運んだ一滴とまったく々水のしずくでありました。
