Citizen Literacy 今、私たちにできること

名前: Mr.NARICK

月曜日, 11月 27, 2006

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(8)by Y.A

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ。」

そう言って、クリキンディは一滴、一滴と水のしずくを運んでいきます。
その後もずっーと、頑張ってしずくを運んでいきます。

その頑張りに答えるかのように、雨が降ってきました。
やがて、火は消えました。

ほかの動物たちはクリキンディに向かって、
「君のやったことは何の意味もなかったんだよ。」と笑いました。

でも、森の火を消した雨の一滴、一滴は、
クリキンディの運んだ一滴とまったく々水のしずくでありました。

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(7)by K.Y

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

しばらく動物たちは呆然クリキンディを見ていました。

そこにクリキンディのお父さんがやってきて、
こう言いました。

「バカヤロー!お前がやったって何も変わらないんだ。お前は遠くへ逃げろ。」

クリキンディは、ほかの動物たちとその場を離れることにしました。

そして、1週間がたち、その間に雨が降り、
火は消えたので、クリキンディは森にもどりました。

すると、そこにはお父さんが倒れていました。

変わり果てたお父さんの姿を見たクリキンディは、
その場に泣きくずれながら、こう言いました。

「次は僕が森を守る番だ。」

日曜日, 11月 26, 2006

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(6)by N.T

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

見ると、クリキンディの羽はやけどを負っています。

動物たちは言います。
「そこまでしていったい何になるんだ。」

クリキンディはこう答えました。
「私は森の火を消したい。だから私にできることをしているだけ。」

動物たちは考えました。
この森にはたくさんの動物が住んでいます。
みんな森が大好きです。
森がなくなれば住む所がなくなってしまいます。
動物たちは赤く染まった森を見つめました。

そして、水のしずくを一滴ずつ運びはじめました。
自分たちにできることを精一杯やりました。
自分のため、森のため、森に住む動物たちのために。

やがて森の火はすべて消えました。
森のほとんどが焼けてしまいました。

けれど動物たちの顔には笑顔がありました。
「私たちは、私たちにできることをしただけ。」

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(5)by W.T

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

でも、」動物たちが言いました。
「水のしずく一滴じゃ、どうにもならないよ。」

しかし、クリキンディは反論しました。
「でも、私たちが住んできた森だよ。
たくさんの思い出が残るこの森をほっといて平気なの?」

「そ、それは・・・・・」
動物たちは黙ってしまいました。

しばらくしてリスのリースケが、
「みんなで火を消そうよ。たとえ消せなくてもこの森のためにがんばようよ。」
と言いました。

その時、「あぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「どうした」
「森が全焼しそうだぞ。」
「なに~。」
全員が森の方を見ました。

「く、そう」
キツネのキースケが叫びました。

再びリースケが
「僕が止めてくる」
「やめろ~」という声を振り払っていきました。

それを見ていた雲のクーサンが
「感動した」と言い、雨を降らせました。
見事に火は消されました。

動物たちは空を見上げ言いました。
「僕たちはやっぱり自然に助けられている。大切にしなくではいけないな。」と。

その時、空には虹が出ていました。

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(4)by Y.T

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ。」

クリキンディは、動物たちが止めにいったのに振り払い、
「お前たちは、故郷が目の前で燃えているのにだまって見ていられるのか。」

そう言って、火の中に飛び込んでいきました。

しかし、不運にも火に囲まれてしまいました。

クリキンディは、泣きながら、
「この故郷のために、死ねたら本望だよ。」
そう叫ぶと、炎に包まれてしまいました。

その様子を動物たちは見ることしかできず、
後々になり悔しがりました。

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(3)by K.E

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

クリキンディはつづけて言いました。

「一気に火を消すことは出来ないけど、
少しずつでも水を運んでいくと、火はいつか消える。」

逃げていた動物たちがそれを聞き、クリキンディに協力しました。
すると、やがて火は消えました。

みんなは協力することは大切だということがわかりました。

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(2)by M.F

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

「そんの勝ってにやってろよ。」
と言って動物たちは行ってしまいました。

クリキンディはなおもしずくを小さなくちばしで運びつづけました。

すると、空からたくさんの大粒のしずくがいくつも落ちてきて
クリキンディの体をぬらしました。

クリキンディは、
「空からのごほうびだ。」といって喜びました。

それから森はしだいにもとに戻っていきました。

深い森の中の葉の上から一粒のしずくが流れました。

もう一つの『ハチドリのひとしずく』(1)by M.M

・・・・・
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」

「そんな少しの水ではこの火を消すことなんてできないよ。」
「そんなことしてないで早く一緒に逃げよう。焼け死んじゃうよ。」
動物たちは口々にそう言います。

たげど、クリキンディは
「このまま何もしないで、森が焼け野原になってもいいの?何もしないで逃げるのはよくないと思う。」

ある動物が言いました。
「何もしないで死ぬよりは、自分たちでできることをして死んだ方がいいと思う。だから私はクリキンディの言うことに同感するよ。」

すると、次々とほかの動物たちもクリキンディ一緒に水を運んでは火の上に落として行きました。

物語『ハチドリのひとしずく』を読み解く

みなさん、南アメリカの先住民に伝わる物語『ハチドリのひとしずく』をご存知ですか。
とっても短い物語です。

この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の ハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て 
「そんなことをして いったい何になるんだ」といって笑います
クリキンディは こう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

物語は、ここで終わっていますが、
ある学校の中学生15名と先生2名が、その続きの物語を作りました。
これからしばらく、その作品を紹介していきます。

              *****

なお、この物語の出典と参考資料・情報は、以下のとおりです。
辻信一監修(2005)『ハチドリのひとしずく いま、わたしにできること』光文社
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334974910
「ハチドリ計画 私にできること」
 http://www.hachidori.jp/keikaku.html
「ハチドリ計画」事務局〒183-0051 府中市栄町1-20-17カフェスロー内
Email:info@hachidori.jpTel:090-6156-1329(月~金、10:00~17:00)

木曜日, 11月 23, 2006

シチズン・リテラシー 今、私たちにできること

はじめまして。
本日、「シチズン・リテラシー 今、私たちにできること」を開設しました。

シチズン・リテラシーCitizen Literacyとは、直訳すると、「市民の読み書き能力」という意味です。

『シチズン・リテラシー』の編著者代表である鈴木崇弘さんは、各個人が自分の存在する社会と自分の役割を理解するために必要な知識や情報、スキルや素養の総体であると定義づけています。

そして、その定義は、自分・家族・地域社会・地域住民に愛着を持つこと、よりよい社会への期待と意欲を持つこと、LEGO(デンマーク語:よく遊べ)のように自分たちの社会に適した民主主義を作ったり、作り直したりすること、社会が市民を育て、市民が社会に関わり成長し、市民が社会を育てるという認識をもつという文脈の中に位置づけられています。

さあ、これから、シチズン・リテラシーとは何か、みなさんと一緒に探る旅に出て行きましょう。